当サークルのホームページへアクセスいただきまして、ありがとうございます。

サークル代表のB.T.と申します。
普段は会社員をしている30代の男性で、本格的に登山を始めてから今年で7年になりました。

当サークルは、2022年に発足した少人数規模の社会人登山サークルです。
早いものでサークルを立ち上げてから2年以上が経過しました。

サークル立ち上げの経緯

私は当サークルを立ち上げる前は、ソロやグループでの登山活動を行っていました。
いくつかのグループに所属してきましたが、どのグループも運営スタイル、安全面の考え方や雰囲気は様々で、良い点もあれば悪い点もあり、残念ながら自分にとって最適だと思えるグループには出会えませんでした。
そんな中、2020年に新型コロナウイルスが蔓延し、しばらくは私自身も登山活動を自粛することが増えました。
自粛期間中は、自主的に登山に関する勉強をする機会も増え、自分自身にとってどのようなグループが理想的かを考えるようになりました。
そして、新型コロナウイルスのワクチン接種が広がり始めた2022年の春のタイミングに、自分一人で新たにサークルを立ち上げることにしました。

サークル立ち上げ当初は、私一人だったこともあり、なかなかスムーズに計画や運営を行うことができませんでした。
最初のうちは失敗することもありましたが、試行錯誤的に改善を続けてきました。
登山に対して私と近い考え方を持ったメンバーにも支えられ、ようやく今では理想に近い形でサークル活動を行えるようになってきたと感じています。

自分にとっての理想のグループ

私は、体力のある人と一緒に登りたい山に登れればいい、という考え方は持ち合わせていません。
登山は危険を伴う遊びなので、信頼し合える仲間と一緒に楽しみたいと考えています。
また、私自身、これからも長く登山を楽しみたいと考えており、山に対する向き合い方についても真剣に考えたいと思っています。
こういった思いから、当サークルでは4つの活動指針を掲げて活動を行っています。

当サークルは、ツアー型登山ではなく、あくまで自主登山を行っています。
そのため、基本的には登山計画者も参加者も対等な関係で登山に臨むべきだと考えてます。

  • 計画については、リーダーを中心に考えることになりますが、1人に任せきりにするのではなく、みんなで考えてサポートできる関係性でありたいと思います。
  • 計画から登山活動中まで、互いに気兼ねなく意見を言い合える雰囲気を作りたいと思っています。
  • サークルの活動内容や行き先については、メンバーのレベルや希望を聞きながら、一緒に考えるようにしています。

また、私は自分自身がきちんと管理できる範囲でグループを運営したいと考えています。
そのため、サークル内のメンバー数は少人数規模に限定しています。

  • できる限りメンバーの皆さんが希望する登山計画に参加できるようにしたいと思っています。そのため、サークル内の人数が増えすぎて各計画がすぐに満員になってしまうような状況は作らないようにしています。
  • 私の方でメンバー皆さんの希望・意見をちゃんと聞けるようにしたいと思っています。人数が増えすぎると、一人一人が意見・希望を言い出しづらくなる、全員の希望が聞けなくなる状況になってしまうと考えています。

こうした理由から、当サークルでは、誰でも受け入れるような形でメンバー募集はしていません。
登山者としての体力や経験が優れている人よりも、登山に対する考え方 (倫理観)・グループ活動に対する考え方が合っている人と一緒に活動したいと考えています。

最後に

これからもサークルの活動指針を大切にしながら、サークル活動を続けていきたいと考えています。
そして、このメッセージを読んで、当サークルのグループ登山に対する考え方に共感できる方がいらっしゃいましたら、ご入会をご検討いただければ幸いと考えています。

2024/07 B.T.記

登山は危険を伴うアクティビティですが、それを通じて得られる経験・感情はとても貴重でかけがえのないものだと思います。