11/16(土) 裏巻機渓谷と坂戸山

こんにちは、B.T.です。
先週末は谷川岳に登る予定でしたが、南から湿った空気が入り込む予報となり、稜線付近は雲がかかってしまいそうでした。
谷川連峰より向こう側の新潟県の山なら晴天となりそうだったので、行き先を変更し、紅葉が見ごろの裏巻機渓谷に行くことにしました。
また、裏巻機渓谷だけだとやや運動強度的に物足りなさそうだったので、トレーニングも兼ねて近くの坂戸山にも登りに行きました。

1. 裏巻機渓谷

絶壁がそそり立つ渓谷美と紅葉のコントラストを見に、裏巻機渓谷でトレッキングをしてきました。
早朝7:00過ぎにみやて小屋を出発し、渓谷の終点の取水口まで往復しました。

駐車場に到着すると、向かいには八海山や中ノ岳が姿を現していました。
新潟県側は午前中は青空が広がり、ちょうどよい登山日和でした。

過去の発電所の水源確保のために、岩を削られて作られた道を歩いて、渓谷の奥を目指しました。
細い道や濡れていて滑りやすい箇所が続くので、油断せずに慎重に歩きました。
渓谷の上部の山肌の紅葉は終わっていましたが、ちょうど歩道付近の標高の紅葉が見ごろを迎えていました。
白い岩肌と紅葉のコントラストが綺麗でした。

道中、不動滝や夫婦滝などの迫力ある滝を眺めた後、終点の取水口に到着しました。
取水口から上流は、険しい峡谷の景色が広がっていました。
紅葉と渓谷美を十分に堪能することができました。

まだ人も少なかったので、取水口付近のスペースで軽食を食べた後、来た道を引き返しました。
帰りは、来たときと日の当たり方も変わっていて、また違う景色を楽しめました。
遠くの八海山の姿も、日が当たってより明瞭に見えていました。

2. 坂戸山

裏巻機渓谷からだいたい時間通りに戻ってくることができたので、当初の予定通り、坂戸山に登りに行きました。
坂戸山の登山口までは、車でだいたい30分くらいで到着しました。

今回は、白坂コースを登り、薬師尾根コースを下る周回ルートで登りました。
裏巻機渓谷の後で車移動中で間が空いてしまったので、やや足に疲れが出てしまいましたが、もうひと踏ん張り頑張って登りました。

白坂コースは谷を登っていくようなルートでしたが、とても展望が良く、六日町の景色を終始眺めながら、登ることができて楽しかったです。
坂戸山の紅葉もとても綺麗でした。
桃ノ木平まで登れば、越後三山方面の景色も開けました。
裏巻機渓谷とはまた違った角度で八海山を眺めることができました。

そこからもう少し登って、坂戸山山頂に到着しました。
坂戸山は標高633m程度の低山ですが、山頂からの展望は非常に良く、360度まわりの景色を見渡すことができました。

お昼ごろには南の巻機山方面から厚い雲が広がってきていており、谷川岳方面の稜線もガスがかかっていそうだったので、やはり行き先を変更して正解でした。

山頂でおやつ休憩をとった後で薬師尾根ルートを下山しました。
薬師尾根ルートは階段続きの単調なルートでしたが、こちらもとても見晴らしがよく、帰りも景色を楽しみながら下山することができました。

下山後は湯沢町のほうで温泉に入って、夕食を食べてから埼玉に帰りました。
裏巻機渓谷も坂戸山もどちらも紅葉が綺麗で良かったですね。
お疲れ様でした。
(参加人数: 3名)

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