10/20(日) 晩秋の唐松岳

こんにちは、B.T.です。
先週末は新潟県の山に登ろうとしていましたが、前線通過直後で日本海側は天候の回復が遅れそうだったので、代わりに天候が良さそうな唐松岳に登りに行きました。
唐松岳には今年何度か登ろうと計画しましたが、天候に恵まれずに行先変更をしてきていたので、今回ようやく登ることができました。

この日は寒冷前線が通り過ぎた直後で、寒気が入り込み、朝からとても冷えました(地上の気温は10℃以下でした)。
朝イチのゴンドラに乗り、八方池山荘まで上がりました。
ロープウェイに乗っている間も冷たい風が吹き、上着を着ていても、体がとても冷えました。
八方池までは、完全に雲に覆われており、残念ながら眺望はほとんどありませんでした。

標高2,200mを超えたあたりで、雲を抜けて、頭上に青空が広がり、雲の上から五竜岳の立派な山容が姿を現しました。
後ろを振り返ると辺りに見事な雲海が広がっていました。
尾根まで登ると、反対側に白馬岳と不帰の嶮も見えました。

そこから稜線に上がるまでは、風も比較的穏やかで気持ち良く歩くことができました。
稜線まで登ると、向かい側に立山~剱岳も見えました。

稜線上でお昼ご飯を食べた後で、山頂まで足を伸ばしました。
山頂からは白馬岳方面を間近に感じられ、反対方面は遥か向こうに槍ヶ岳の穂先まで眺めることができました。
しばらく景色を堪能した後に、下山しました。

お昼過ぎも長野県側の雲は残っており、残念ながら八丁池からの景色は見られませんでした。
黒菱平~うさぎ平の紅葉は見ごろを迎えており、赤や黄色に染まった山肌が綺麗でした。
空が暗かったので、写真映えはしませんでしたが、紅葉の景色を楽しむことができて満足でした。

下山後は、おびなたの湯のアルカリ性の温泉に浸かって疲れを癒し、白馬で晩御飯を食べてから下山しました。
お疲れ様でした。

(参加人数: 3名)