7/25(木)-28(日) 裏銀座縦走

2日目

この日は、朝3:00過ぎに出発しました。
天気自体は1日目よりも高気圧が広がる予報だったので、好天が見込めそうでした。

早朝の内は、まだ稜線上には雲がかかっていました。
野口五郎小屋に近づくにつれて、徐々に雲が少なくなっていきました。

野口五郎小屋で一息ついた後、すぐ先の野口五郎岳を目指して出発しました。
野口五郎岳に登ると、山頂標識の向こう側に槍の穂先が姿を現し、この瞬間に一気に気持ちが昂りました。
その後、すぐに水晶岳～鷲羽岳方面の雲も晴れました。

そこから先は、気持ちの良い稜線歩きを楽しめました。
花もほぼ満開で、チングルマやハクサンイチゲなど、多くの花が咲いていて綺麗でした。

水晶小屋に着くまでには、早くも雲も増えてきてしまいましたが、完全にガスに包まれることはなく、水晶岳も登ることができました。
水晶岳からは、雲ノ平など北アルプスの奥地の景色を眺めることができました。

水晶岳から戻った後、簡単に昼食をとり、本日最後のピークである鷲羽岳を目指しました。
ここまでの行程も長く、ラストの鷲羽岳の登りはしんどかったですが、何とか登り切りました。
槍ヶ岳方面は雲に覆われてしまっていましたが、鮮やかな青色の鷲羽池が綺麗でした。

予定通り昼過ぎに三俣山荘に到着し、テント泊のメンバーもテント設営後は、小屋の談話室でみんなでのんびりと過ごしました。
小屋泊メンバーのこの日の晩御飯のメニューは、幸運にも前から食べたいと思っていたジビエシチューだったそうです。
翌日も行程が長いので、晩御飯を食べた後は、早めに就寝しました。