7/20(土)-21(日) 梅雨明けの鳳凰三山

こんにちは、B.T.です。
先週末に関東甲信越の梅雨明けが発表されましたね。
私たちは週末は南アルプスの鳳凰三山にテント泊で登ってきました。

現在、鳳凰小屋は建て替え工事中のため、今回は夜叉神峠から入山し、南御室小屋でテント泊して、翌日は鳳凰三山を縦走して広河原へ下山する計画で登ることにしました。

1日目: 夜叉神峠~南御室小屋

1日目の天気は曇り。
夜叉神峠の駐車場に5:00前に到着しましたが、運よく、まだ数台分の駐車スペースが空いていました(ちなみに、下の芦安駐車場は第4駐車場まで満車状態でした)。

あいにく、夜叉神峠からの展望は望めませんでしたが、登山中は心地よい西風が吹き抜けてくれたおかげで、涼しい中登ることができました。
南御室小屋のテント場には、予定通り、昼前に到着し、テントを張った後は読書したり、昼寝したりしてゆったり過ごしました。
昼過ぎも続々と登山者がやってきて、最終的にテント場は通路や小屋の前までテントを張るくらいまで、テントで溢れかえっていました。

2日目: 南御室小屋~鳳凰三山~広河原

2日目は4:00過ぎにテントを撤収し、薄暗い中、薬師小屋方面を目指して出発しました。
この日は夜は星も見えており、すっきりと晴れる天候が期待できそうでした。

砂払いまで登ると、富士山や白峰三山方面の展望が広がりました。
あいにく、白峰三山の山頂付近は少しガスがかかっていましたが、雄大な南アルプスの山容に感動しました。

鳳凰三山の稜線に登ると、シャクナゲや南アルプスの固有種であるタカネビランジの花がブーケのようにたくさん咲いていて綺麗でした。

南アルプスの周りの山々の山頂は雲がかかっていましたが、鳳凰三山の稜線上はすっきりと晴れており、岩砂の白と緑のコントラストがきれいな稜線を眺めながら歩くことができました。
観音岳から地蔵岳まではややアップダウンがあり、テント泊装備だと苦労しましたが、ようやく地蔵岳の近くに差し掛かると、迫力あるオベリスクが間近に姿を現しました。
梅雨明けの青空の下に、巨大なオベリスクの姿が映えていました。

オベリスクの近くまで登った後は、早川尾根方面へ進み、高嶺に登りました。
高嶺からの下りは、急な下りが続きましたが、足を滑らせないように慎重に下り、広河原を目指しました。

梅雨も明け、いよいよ夏山シーズンの始まりを感じさせるような山行でした。
お疲れ様でした。

(参加人数: 2名)