7/6(土)-7(日) 塩見岳~烏帽子岳

こんにちは、B.T.です。
先週は南アルプスの塩見岳にテント泊で登ってきました。
先週末は梅雨前線が北上した影響で、南アルプスエリアは好天に恵まれました。

1日目

1日目は三伏峠のテント場までのアプローチの計画でした。
朝6時くらいに到着しましたが、第一駐車場は案の定埋まっていたので、少し離れた第二駐車場に車を停めて、片道1時間程度の林道を歩きました。
この日の天気は高曇りで、直射日光が当たらなかったので、比較的涼しい中登ることができました。
登っている途中に、小河内岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳などの姿を望むことができました。
小屋までの途中の道にある水場の水は冷たくて美味しかったです。

三伏峠小屋に到着後はテントを張り、お昼ご飯を食べました。
この日は夕方頃から雨予報でしたが、昼過ぎまでは天気が持ちそうだったので、お隣の烏帽子岳まで足を伸ばすことにしました。
道中のお花畑や小河内岳、塩見岳、富士山などの景色が良かったです。
標高が高いところではまだシャクナゲが咲いていました。
残念ながら、山頂に到着する前に雲に覆われてしまい、山頂からの景色は見ることができませんでしたが、翌日に備えて良いウォーミングアップができました。

帰りに水場に立ち寄り、翌日分まで水を補給しました。
水場からの帰りに雨が降り出したため、レインウェアを着て少し急ぎ足で帰りました。
テントに戻った後はお昼寝をし、晩御飯の時間はみんなでご飯を作って食べました。

2日目

2日目は、テントをデポした状態で塩見岳まで往復し、テントを回収した後は駐車場まで帰る計画でした。
この日はコースタイムが長めなので、テント場にいる同じ計画を立てている方々は暗いうちから続々と出発していました。
我々も朝ご飯を食べた後、日の出前にテント場を出発しました。

塩見小屋までは長い樹林帯のアップダウンの道が続きます。
途中のピークや木々の隙間から塩見岳や荒川三山、中央アルプスなどを見ることができました。
この日の天気は快晴だったので、塩見小屋付近では、北アルプスまでくっきりと見ることができました。
塩見小屋付近ではシャクナゲがたくさん咲いていました。

仙丈ヶ岳の上空にたくさんのレンズ雲が出ており、この日の風の強さを物語ってました。
塩見小屋から眺める塩見岳の姿は、岩の巨城の様でとても雄大でした。
塩見小屋から先は岩場の道が続くため、落石に注意しながら慎重に登りました。
道中はハクサンイチゲなど、たくさんの花が咲いていて綺麗でした。

山頂からは、青空の下、富士山や仙丈ヶ岳、間ノ岳方面に続く仙塩尾根、蝙蝠岳、荒川三山の展望を望むことができました。
山頂で景色を楽しみながら、ご飯を食べました。
塩見岳東峰から西峰に引き返す途中で、偶然にも雷鳥の親子が我々の前を横切っていきました。
この時期の雷鳥は子連れでとてもかわいいですね。

長い樹林帯の道を引き返し、三伏峠小屋に戻った後は、テントを回収しました。
軽くご飯を食べた後、駐車場までの長い道のりをテントを担いで戻っていきました。

下山後は温泉に入り、駒ケ根名物のソースカツ丼を食べて埼玉に帰りました。

私はこの初夏の時期の塩見岳に登るのは初めてでしたが、山頂付近はたくさんの花が咲いており、とても綺麗で良かったです。
今回は2日目の天候にも恵まれ、また、雷鳥親子にも遭遇できて、100点満点の山行でした。

2日間お疲れ様でした。

(参加人数: 3名)