6/10(月)-11(火) 蝶ヶ岳~常念岳・テント泊縦走
こんにちは、B.T.です。
例年ならそろそろ梅雨入りの時期ですが、今年は梅雨入りが遅れているため、良い天候のコンディションの日が続きますね。
ただ、梅雨入りが遅い分、梅雨明けも遅くなってしまうのでは、という心配もあります。
さて、今回は北アルプスの蝶ヶ岳~常念岳にテント泊で登ってきました。
1日目は、三股から蝶ヶ岳に登り、蝶ヶ岳ヒュッテで幕営、2日目は、蝶ヶ岳から常念岳を経由して三股に下山する計画です。
1日目
前日の夜に雨が降りましたが、この日は早朝には雨が上がり、朝方は晴れ間が見えそうな予報でした。
長野県側には雲がかかりそうなので、登っている間は直射日光を受けずに済みそうでした(にわか雨は少し心配でしたが)。
駐車場に到着した時は晴天で、駐車場から蝶ヶ岳の稜線を望むことができました。
まだ若葉の青々しさが残る登山道を歩き、蝶ヶ岳を目指しました。
標高の高い沢地形では、まだ残雪が残っており、いくつか雪の道も歩きましたが、チェーンスパイクは履かずに進むことができました。
久々の重いテント泊装備でしたが、最近は定期的に長めのコースを歩いていたこともあり、だいたい予定通りの時刻に蝶ヶ岳ヒュッテに到着できました。
1日目は、午後には稜線に雲が上がってしまって、蝶ヶ岳山頂からは景色が見えないと予想していましたが、運良く穂高連峰方面の絶景を拝むことができました。
テントを張って、山頂で景色を堪能した後は、小屋の前でお酒を飲んでのんびりと過ごしました。
夕方ごろに上がった雲も、夜にはすっきりと晴れてくれて、夜は天の川を見ることができました。
2日目
2日目は朝日が昇る30分くらい前に朝ご飯を食べて、高台に登り、朝日が昇るのを待ちました。
この日は広く高気圧に覆われる予報でしたが、予報通り朝からすっきりと晴れてくれて、きれいなモルゲンロートを拝むことができました。
朝日を拝んだ後は、テントを撤収し、常念岳を目指して出発しました。
蝶槍から先は樹林帯のアップダウンの道が続きますが、時折、左手には穂高連峰の雄大な姿を眺めることができて、その景色に励まされました。
常念岳の最後の岩の道の登りは険しく、広いところで休みながら、一歩一歩少しづつ山頂を目指しました。
常念岳山頂からは、見事な穂高連峰、表銀座方面の景色を拝むことができました。
山頂でご飯を食べた後、前常念岳方面へ下山しました。
前常念岳からの下りの岩場は険しく、ザレ場もあったので、慎重に下りました。
樹林帯に入ってからも長い道が続きましたが、予定よりもやや早く無事に登山口に戻ってくることができました。
下山後は、牧場のソフトクリームを食べて、温泉に入り、ご褒美の焼肉を食べてから帰りました。
夏山シーズンに先駆けたこのタイミングでテント泊登山を経験できて良かったです。
天候などのコンディションも完璧で良い景色を拝むことができた2日間でした。
2日間、お疲れ様でした!
(参加人数: 2名)