2/24(土)-25(日) 丹沢主脈縦走
こんにちは、B.T.です。
この週は小屋泊で丹沢主脈縦走をしてきました。
直前の天気予報では、土曜日はおおむね良好で、日曜日はお昼頃から本格的に雪・雨が降りそうな予報でした。
天気の良さそうな日に、見晴らしの良い丹沢山~蛭ヶ岳の稜線を歩きたいと考えていたので、1日目に大倉尾根から蛭ヶ岳山荘まで歩き、2日目に焼山方面に下るプランで縦走を行うことにしました。
1日目
【計画】
(コース)大倉バス停 ~ 大倉尾根 ~ 塔ノ岳 ~ 丹沢山 ~ 蛭ヶ岳山荘(宿泊)
(コースタイム)7:20
この日は低い雲が広がりそうな予報でしたが、ある程度標高のある山では、晴れそうな予報でした。
3連休の中では唯一の登山日和なこともあり、朝の大倉行きのバスが込み合うことが予想されたので、余裕をもって早めに出発することにしました。
始発前に埼玉を出発し、橋本駅前のパーキングに車を駐車し、橋本駅から始発に乗って渋沢駅まで移動。そして、渋沢駅始発のバスに乗車して大倉バス停に到着しました。
案の定、渋沢駅は始発のバスが来る前に長蛇の列ができていたので、早めに出発して良かったです。
大倉バス停に着いたときは、丹沢方面は曇っており、前日に降った雪の影響で山肌は白く染まっていました。
うっすらと雪が積もっていましたが、新雪だったので、気を付けて歩けばスリップすることはなかったので、チェーンスパイクは着用せずに登りました。
花立山荘付近まで登ると、雲を抜けることができ、上空には綺麗な青空が広がっていました。
また、雲海の上から富士山も雄大な姿を現しました。
塔ノ岳山頂で富士山を眺めながらお昼ご飯を食べました。
塔ノ岳から先では、日当たりの悪い斜面を下ることになるため、チェーンスパイクを着用して歩きました。
塔ノ岳を出発するころには、気温が上がり、雲が上がってきて、丹沢の主脈の稜線もだんだんと雲に飲まれ始めました。
丹沢山を過ぎた先までは、辺りが雲に覆われてしまい、展望も無くなってしまいましたが、14:00頃から徐々に気温が下がり始めて、雲も稜線より下まで降りてくれました。
そのおかげで、途中からは、蛭ヶ岳までの綺麗な稜線と雲海、富士山の景色を眺めながら、主脈稜線歩きを堪能することができました。
蛭ヶ岳山荘に着いてからは、山頂から広がる雲海の展望や富士山方面に沈む夕日を眺めたり、みんなで協力して運んだ食材を使って自炊室で晩御飯を作ったりして、過ごしました。
2日目
【計画】
(コース)蛭ヶ岳山荘 ~ 姫次 ~ 焼山 ~ 西野々
(コースタイム)5:00
日が昇る前の早朝は、東京方面の雲もなくなっており、きれいな夜景が広がっていました。
金曜日の天気予報では、雪が降り出すのはお昼過ぎとなっていましたが、低気圧の軌道が若干変化したせいか、土曜日の夜時点の予報では、朝9:00前から雪が降りそうな予報に変わっていました。
そこで、この日は、ある程度明るくなった頃合いを見て日の出前に出発することにしました。
歩き始めてしばらくすると、予報通り、雪がちらつき始めました。
姫次に到着するころには、雪も本降りになってきてしまい、トレースも完全に雪で覆われてしまっていました。
焼山を過ぎた先で、標高を下げ始めると、雪が湿雪になり始めて、チェーンスパイクに団子雪ができやすいコンディションになりました。
標高800~600m付近の急な下りのエリアでは、この雪のコンディションも相まって、とても苦戦しました。
焦らず、チェーンスパイクにまとわりつく雪を払いながら、慎重に下山しました。
登山口付近まで標高を下げると、完全に雨に変わり、雨宿りできるところまで歩いてから、タクシーを呼んで、橋本駅まで戻りました。
1日目は、大倉~蛭ヶ岳まで食材を含む小屋泊の荷物を背負って、長い道のりを歩いたので、大変でしたが、良い景色を眺めることができて良かったです。
2日目は、思った以上に積雪もあり、また、雪のコンディションも相まって、苦戦する箇所もありましたが、無事に下山できて良かったです。
お疲れ様でした!
(参加人数: 3名)