12/28(木)-29(金) 雲取山縦走(テント泊)

こんにちは、B.T.です。
2023年の登り納めとして、雲取山にテント泊で縦走してきました。
今回は、奥多摩側から入山して、秩父側へ降りる計画でした。

計画

【1日目】
鴨沢バス停 ~ 七ッ石小屋 ~ 七ッ石山 ~ 雲取山 ~ 雲取山荘(幕営)
※鴨沢までは電車・バスで移動。

【2日目】
雲取山荘 ~ 雲取山 ~ 雲取山荘(テント回収)~ 白岩山 ~ 霧藻ヶ峰 ~ 三峰神社
※三峰神社からはバスで西部秩父駅まで移動し、そこからは事前に駐車していた車に乗車。

1日目

久々のテント泊だったので、重い荷物に体を慣らせるために、コースタイムよりも少しゆっくりなペースで登りました。
鴨沢からのルートは基本的に緩やかな上り坂が続くため、あまり負担がかからず、登りやすいです。
途中、上空から「カンカンカン」と大きな音が聞こえたので、見上げてみたら、キツツキがドラミングしている様子が見えました(動画の真ん中らへんに動いている様子が見えると思います)。

七ッ石小屋付近まで登ると、富士山が姿を見せました。少し笠雲がかかっていましたが、時間の経過とともに笠雲がだんだんと小さくなっているようだったので、風は徐々に弱まっているのだろうと推測されました。
この日は南側から風が入り込んでいるようだったので、全体的に南側の山々はかすんで見えました。

七ッ石山からは気持ちの良い稜線歩きを堪能しました。和名倉山方面の稜線を望みながら雄大な稜線を歩きました。
風はそこまで強くなく、日も出ていたので、少し立ち止まっていても冷えることはありませんでした。
そして、だいたい予定通り、昼過ぎに雲取山山頂に到着しました。

雲取山荘に下りた後は、すぐにテントを張り、夕食の支度をしました。
この日の献立は石狩鍋(〆はうどん)にしました。日が暮れてくると冷え込み始めたので(山荘の玄関口の温度計は-6℃でした)、鍋の暖かさが身に沁みました。

テントの中は、寝始めるころはやや寒かったですが、深夜くらいに起きたときは少し暖かくなっており、mont-bell #2のシュラフで十分暖かかったです。
月はほぼ満ちており、月明かりが明るかったので、星空はそこまで見えませんでしたが、東京の方の夜景が綺麗でした。

2日目

朝5時に起きて、雲取山山頂で朝日を見るために早朝出発しました。
山頂では、朝食のお餅を焼きながら、日が出るのを待ちました。

早朝は空気も澄んでおり、南アルプスや浅間山方面まで鮮明に眺めることができました。
朝日に照らされた富士山のモルゲンロートがとても綺麗でした。

雲取山荘でテントを回収した後は、秩父方面を目指して、約10kmの長い道のりを歩きました。
三峰神社までのルートはアップダウンがあるので、2日目も体力を体力を使いました(食料が減った分、荷物はだいぶ軽くなりましたが)。

無事に三峰神社に到着した後は、お参りをしたり、軽食をとったりしてバスを待ちました。
1台目のバスは混んでいて座れそうになかったので、次のバスまで約1時間くらいブラブラしながら過ごしました。

下山後は秩父名物の豚の味噌漬けを食べました。下山後に久々に食べたお米はやはり美味しいですね。

今回が2023年最後の山行でした。今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いします!

(参加人数: 2名)